TAILOR GOSO（テーラー・ゴソー）は、1903年に富山の注文紳士服店として創業した老舗のオーダーメイドスーツ専門店です。現在の代表者は五代目となっており、富山市太田口通り、西町、総曲輪など、富山の中心街で、洋服屋として商売を営んできました。ここでは、そんな歴史の深いテーラー・ゴソーについて、どんなオーダーメイドスーツを作っているのか、詳細を説明させていただきますので、ぜひご一読ください。

テーラー・ゴソーのマシーンオーダー

採寸してから、さまざまなラインナップの中から好みのスタイルを決め、完成イメージに近い「ゲージ服」を着てもらい、好みや体型をまとめて、さらに細かく調整していきます。なお、裁断・縫製は国内縫製工場にて行われており、納期は1ヶ月程度で、6万円から注文できるでしょう。

主な3つのライン

テーラー・ゴソーでは、マシーンオーダーに以下のラインを用意しています。

①ブリティッシュ
ウエストを絞った、英国調のシルエットモデルがスタイリッシュなデザインで、男性らしさやスーツならではの重厚感を重視される方にピッタリでしょう。

②イタリアン
ハイゴージやノーパッドいった、さまざまなディティールを用いて、体をやわらかく包み込む、日本人のためのイタリアンシルエットモデルです。ふんわりとした着心地を求める方には、最適でしょう。

③インターナショナル
ナチュラルな肩づくりで、たっぷりとゆとりのある、もっともベーシックなスタイルとなっています。着やすさや動きやすさなどを重視される方に、おすすめでしょう。

仕立てのグレード

テーラー・ゴソーでは、仕立てランクについて、グレードをいくつか設定しています。着心地やフィット感、可動性、立体感といった部分が異なるでしょう。

テーラー・ゴソーでは、ノーマルなベーシックラインが、販売価格に含まれています。もっと本格的で、上質な仕立てを望むようであれば、ハイグレード仕立てを依頼されるのがいいでしょう。

テーラー・ゴソーのフルオーダー「ビスポーク」

依頼人と対話する「be spoke」を語源とした、ハンドメイドのフルオーダーメイドスーツ「ビスポーク」を、ここテーラー・ゴソーで提供しています。より細かく採寸して、依頼人オリジナルの型紙を作成し、およそ2週間後に仮縫いする流れとなるでしょう。

なお、仮縫いの際には、もう一度スタイルやフィッティングを確認したうえで、本縫いをはじめます。仮縫いからおよそ2週間後には仕上がるでしょう。ビスポークならではの風合いとなっているので、完成品を手にとってその独自の質感を堪能しましょう。

なお納期は1ヶ月程度となり、価格は25万円から注文できるようになっています。

イタリアの取り扱い生地ブランド

ビスポークで使用できる生地のブランドはいくつかありますが、イタリアは次の2社が該当しています。とても有名なブランドなので、おしゃれな方ならきっと知っているでしょう。

■エルメネジルド・ゼニア
イタリアの代表的な、世界的ファッションブランドのひとつです。製造工程では最新技術を導入しており、それによって最高級生地を作り出しているため、スーツ好きなら知らないものはいないとされる、非常に有名な高級ブランドでしょう。

■ロロ・ピアーナ
ゼニアと肩を並べる、イタリアのハイブランドのひとつです。表面仕上の美しさやしなやかさ、そしてバランスのとれたハリは、着る人を高貴で艷やかに彩るでしょう。

ほかヨーロッパの取り扱い生地ブランド

ヨーロッパブランドは、イタリア以外にも以下の生地を提供しています。

■ダンヒル
イギリスの伝統的な、最高級ブランドです。シックな色合いもありつつ、落ち着いた雰囲気の中に高級感を漂わせる、ハリ・光沢感が特徴的でしょう。ダンヒル直営店以外への生地の供給がなくなってしまった現在、テーラー・ゴソーの在庫は非常にレアなものとなっています。

■スキャバル
ベルギーのマーチャント（生地商社）で、ヨーロッパをメインに世界中のさまざまな生地を取り扱っているブランドです。超細番手ウール、カシミヤ、シルク、モヘアなどが大きな特徴となっており、テーラー・ゴソーにおいて、最高級服地となるでしょう。

国内ブランドも用意

テーラー・ゴソーでは、国内ブランドの生地も使用しています。

■御幸毛織（みゆきけおり）
御幸毛織は、東洋紡の完全子会社でミユキと呼ばれています。ミユキは、原料から仕上げることにまでこだわり、その結果、本場イギリスを凌ぐほどと評され、日本から世界に通用する生地を作ってきました。そんなミユキの生地は、ハリ・コシ・ツヤ・しなやかさ・なめらかさが特徴となるでしょう。

TAILOR GOSO

創業100年以上！ 富山の地で明治から続く老舗店

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ギフト用のオーダーメイドスーツも用意

テーラー・ゴソーでは、さまざまなシーンのギフトを提案しています。相手を想って、本当に喜ばれる贈り物を選びましょう。

結納返し

結納金の「御帯料」に対し、結納返しは「御袴料」となっており、男性の体にあう寸法の袴を仕立てていた文化の名残から、現代ではスーツを仕立てて、ギフトにする慣習へと変化しました。

目録や御袴料の中に、オーダーメイドスーツ仕立券と記載して、結納して贈答されたあとに採寸する仕立券したり、事前に仕立てて、出来上がったスーツを化粧品箱に納め、水引をかけて送るのもいいでしょう。フィッターと話しあって、世界に1つしかない高級オーダーメイドスーツができあがります。

成人・就職・昇進・退職などのお祝いに

テーラー・ゴソーでは、スーツやワイシャツの仕立て券など、大切な人への贈り物を承っています。ほかにも小物などを用意しており、いずれも予算にあわせて提案しているので、気軽に相談しましょう。

まずは「問い合わせ」をしてみよう！

テーラー・ゴソーは、マシーンからフルまで、幅広いオーダー方法を採用していることがわかりました。

また、使用している生地も、非常にこだわっていますが、本来いい生地というものは、仕立ての技術によって、品質が大きく左右されてしまいます。そのうえで、たくさんのブランド生地を取り扱っているということは、それらをうまく仕立てる技術に、長けているということでしょう。

もし、テーラー・ゴソーのオーダーメイドスーツが気になるという方は、公式ホームページの問い合わせフォームや、お電話で予約してみるといいでしょう。

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TAILOR GOSOの口コミ評判